🏠 施工現場でのリアルな検証結果
トタン屋根の再塗装。
正直に言えば「どんな材料を使っても密着に不安が残る」こと、多くの職人が感じているのではないでしょうか?
そんな中で今回、**日本ペイントの「ダンジーオーラ」**と、**ジャパンカーボラインの「ガイア」**を併用した実地テストを実施。
付着試験で“良好な結果”が得られました。
🔍 使用した製品情報
✅ ダンジーオーラ
- 錆の上から直接塗装可能な防食下塗り材(2液型エポキシ樹脂)
- 150mg/m²の残存塩分でも対応
- 特に「ケレンが難しい」「赤字になりがちな鉄部補修」に強い
✅ ガイア
- シリコン変性アクリル樹脂の高耐候型中・上塗材
- 高弾性の柔軟性があり、動きのある屋根面でもクラック追従性を発揮
- 色褪せやチョーキングに強く、長期の耐久性能が期待できる
✅ 検証ポイント:劣化が進んだ“古いトタン屋根”
今回の現場は、築30年以上が経過した物置のトタン屋根。
- 色褪せ
- サビの発生
- 既存塗膜のチョーキング
- 旧塗膜の密着性低下
という、いわば**「どの材料でも不安の残るコンディション」**でした。
🧪 付着テスト結果:しっかり密着・剥がれなし
ダンジーオーラをプライマーとして塗布し、ガイアを中・上塗りとして仕上げたところ、
手触・剥離試験(布テープ)ともに良好な密着性を確認。
特に驚いたのは、サビが深かった箇所でも浮き・膨れなしという点。
これにより、
- ケレンが不十分な屋根でも工期短縮
- 材料費・人件費のバランスが取りやすい
- 何より「施主に“安心”が伝えやすい」
という、元請けとしての現場運用に最適な組み合わせだと確信しました。
🧑🔧 職人視点のポイント
- ダンジーオーラは塩害やさび面でも下処理負担を軽減してくれるので、重作業を回避できる
- ガイアは表層に柔軟性があり、動きのある屋根や薄い鋼板にも強い
- 両者を組み合わせることで「旧塗膜あり+下地不安あり」な屋根でも安心施工が可能に
✅ まとめ:劣化トタン屋根には「ダンジーオーラ×ガイア」もあり?
「どの材料でも不安…」だった屋根塗装に、職人から“手間の少ない塗装”ができそうです。
- ケレンがしにくい屋根
- 塩害の影響を受けやすい地域
- コストと耐久性のバランスを求められる現場
こうしたシビアな条件にこそ、「ダンジーオーラ×ガイア」は真価を発揮します。
「この下塗りとこの上塗りの相性はどうなんだろう??」代わりにテストをさせて頂きます。
お気軽にお声がけください。
コメント