〜元請けペンキ屋さんが知っておくべき“持ちつ持たれつ”の関係術〜
こんにちは、ペンキ屋さんのミカタ編集部です。
今回は番外編として、保険の代理店さんとの付き合い方についてお届けします。
普段は見落としがちな“人脈”の一つですが、これが集客や信頼構築の大きなチャンスになるかもしれません。
■ 保険料は「支払い」だけじゃない。関係づくりの入り口です
ペンキ屋さんの多くは、
- 請負業者賠償責任保険
- 労災保険
- 火災保険(自宅・事務所用)
などに加入されているかと思います。
もちろん、これらは仕事中の「万が一」への備えとして大切な存在。
でもちょっと待ってください。
その保険、ただ「お金を払って終わり」になっていませんか?
■ 保険の代理店さんは“紹介の宝庫”かもしれません
火災保険や地震保険などを扱う保険代理店さんには、
「屋根が壊れた」「外壁が割れてる」など、建物に困っている人の情報が集まってきます。
そんなとき、代理店さんが紹介しやすい職人さんは、どんな人でしょう?
答えは簡単。
「ちゃんとやってくれて、信頼できる人」です。
だからこそ、あなたの方から一言、こう伝えてみてください。
「もし困ってるお客さんがいたら、外壁や屋根の修繕、お手伝いできますよ」
このひと言が、新しい仕事のきっかけになる可能性は十分にあります。
■ 逆に“こちらが聞く”のもアリです
代理店さんに対して、
「火災保険ってどうやって申請するんですか?」
「どんな修繕が対象になりますか?」
といった質問をしてみるのもおすすめです。
塗装業者側も仕組みを理解しておけば、
お客様に“ちょっとしたアドバイス”ができる存在になります。
これが、単なる“塗るだけの職人”から一歩抜け出すカギになるのです。
■ 商売は持ちつ持たれつ。だから“人”とつながる
保険代理店さんとの関係は、契約で終わるものではありません。
それは、地域の営業パートナーとして信頼関係を築ける存在なんです。
「紹介ください」と押しすぎるのではなく、
- こちらからも価値を提供する
- 信頼を積み重ねる
- 情報交換できる関係を築く
これらがそろってくると、自然と「頼れる元請け職人」として認識されていきます。
■ まとめ|「払って終わり」の時代は終わった
元請けになるために必要なのは、技術や保険だけではありません。
“人とのつながり”を活かす力です。
保険代理店さんとの関係も、
うまく築けば、地域の中での紹介・信頼・情報の入口になります。
ぜひ、普段お世話になっている保険屋さんに、
「ちょっと話聞いてみようかな」と声をかけてみてください。
📌最後に問いかけです:
あなたは今、保険代理店さんと仕事の話、できていますか?
「払って終わり」ではなく「紹介につながる関係」、築いてみませんか?
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