「来た仕事は全部受ける」は危険?|職人が“選ばれる立場”になるための働き方改革


▼仕事が来たらとりあえず受ける…その落とし穴

「頼まれたら断れないんですよね…」
「とりあえず空いてたら入れちゃいます」

そんな職人さん、多いと思います。
でも、その場しのぎで現場を回していると、
いつの間にか“自分の人生の主導権”を他人に渡してしまうことになります。


▼「頼まれる=良いこと」は、半分正解・半分間違い

頼りにされるのは素晴らしいことです。
でも、それが常に“受け身”になっていると、こんな状態に…

  • やりたくない内容でも「断れずに受ける」
  • 時間も距離も合わない現場でも「入れてしまう」
  • 単価が安くても「つながりだから」と続ける

結果、自分の時間も体力も削られて疲弊するだけの毎日に。


▼“元請けになる”とは、“選ぶ側”になること

元請けになるとは、「儲かるようになる」ことではありません。
本質は、

“自分がどんな仕事をしたいかを、自分で決められるようになること”

なんです。

そのためにはまず、スタンスを変える必要があります。
受け身ではなく、「自分から仕事を取りにいく」姿勢へ。


▼「選ぶ人」になるための第一歩とは?

「来た仕事は断れない…」という状態から抜け出すには、以下のステップが必要です:

  1. 誰のために働きたいか?を明確にする
     → 家族?地元のお客さん?塗装の価値をわかってくれる人?
  2. どんな仕事なら誇りを持てるか?を言語化する
     → 安さ勝負の現場?丁寧さが伝わる住宅?自分の想いが伝わる仕事?
  3. そのお客さんに届くような発信・仕組みを作る
     → ホームページ・YouTube・口コミ・チラシなど

📩コーチング的な問いかけ

「あなたは、誰のために、どんな仕事をしたいですか?」


🧩まとめ

  • 「来た仕事を全部受ける」働き方は、自由を奪う受け身の姿勢
  • 元請け化とは、「仕事を選ぶ側」になること
  • 自分の軸を明確にすることで、「選ばれる職人」に変わっていける

「来たからやる」ではなく、
「自分がやりたい仕事を、自分でつくっていく」——
その一歩を、今日から踏み出してみませんか?


この記事は役に立ちましたか?

参考になりましたら、下のボタンで教えてください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

関連記事

新着記事
会員限定
おすすめ
PAGE TOP
有料会員登録
有料会員登録