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外壁塗装の「着工前打ち合わせ」で聞くべき質問リスト|職人50年の経験から

外壁塗装の着工前打ち合わせで聞くべき質問を職人50年の経験から厳選。職人・下地処理・乾燥時間・報告体制など、カテゴリ別に具体的な質問リストを紹介。印刷して持参できるチェックシート付き。

契約から着工までの1〜2週間が「最後の確認チャンス」です。

着工後は「聞いていない」が通用しにくくなります。打ち合わせで何を聞けばいいか分からない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、職人50年の経験から「これだけは聞いておくべき」質問を厳選してご紹介します。

着工前打ち合わせとは?

タイミング

契約後〜着工1週間前に行われることが多く、色決め・工程確認・近隣挨拶の段取りなどを行います。

一般的な打ち合わせの流れ

• 契約内容の最終確認

• 色の決定(カラーサンプル確認)

• 工程表の説明

• 近隣挨拶の段取り

• 施主側の準備事項説明

業者主導で進むため、施主が質問するタイミングがありません。「何か質問ありますか?」と聞かれても何を聞けばいいか分からない方が多いです。 このリストを持参して打ち合わせに臨めば安心です。

【カテゴリ別】着工前に聞くべき質問リスト

① 実際に来る職人について

「工事期間中、担当する職人やチームは同じメンバーですか?」

→ 途中で人が入れ替わると引き継ぎミスや乾燥時間の判断違いが起きやすい

「実際に塗装するのは自社の職人さんですか?下請けさんですか?」

→ 下請けの場合、責任の所在が曖昧になりやすい

「職人さんは塗装技能士などの資格を持っていますか?」

→ 資格は技術・安全意識の証明

「職人さんに事前に会うことはできますか?」

→ 顔が見える関係は手抜き防止につながる

職人が日替わりで変わる現場では、「前日にどこまで乾燥したか」の把握が曖昧になりがちです。同じチームが一貫して担当する方が、品質のばらつきが少なくなります。

② 下地処理の具体的な内容

「下地調査ではどのような点をチェックしましたか?」

→ ひび割れ・剥がれ・チョーキングの状況把握

「ひび割れや傷んでいる箇所の補修方法を教えてください」

→ 補修を省略されると塗装が長持ちしない

「下塗り材は何を使いますか?シーラー?フィラー?」

→ 下地と上塗りの接着剤として重要

「コーキングは打ち替えですか?増し打ちですか?」

→ 増し打ちだけでは耐久性に不安

どんなに高い塗料を塗っても、下地処理が不十分なら早期剥離の原因になります。「下地処理にどれくらい時間をかけますか?」と聞くと、業者の品質意識が見えてきます。

③ 塗装工程と乾燥時間

「下塗り・中塗り・上塗りの乾燥時間はどれくらい取りますか?」

→ 乾燥不足は塗膜不良の最大原因

「天候が悪い日の対応はどうしますか?」

→ 雨天・低温・高湿度での塗装は品質低下

「気温5℃以下や湿度85%以上の日は作業を中止しますか?」

→ メーカー基準を守らないと塗料性能が発揮されない

「予定より早く終わりそうな場合、工程を省略することはありますか?」

→ 工期短縮=手抜きの可能性

「すぐ乾くから大丈夫」と軽視する職人は要注意。塗料メーカーの指示通りに乾燥時間を確保することが、10年後の耐久性を決めます。

④ 使用する塗料の詳細

「使用する塗料のメーカー名と商品名を教えてください」

→ 契約通りの塗料が使われるか確認

「この塗料を選んだ理由は何ですか?」

→ 家の状況に合った提案かどうか

「塗料の希釈率はどれくらいですか?」

→ 過度な薄め塗りは耐久性低下

「塗料缶は何缶使う予定ですか?」

→ 必要量が確保されているか

塗料は希釈率と塗布量が品質に直結します。計量器具を持参して正確に計る職人は、品質意識が高い証拠です。「空き缶を見せてもらえますか?」と事前にお願いしておくと、使用量の確認ができます。

⑤ 工事中の報告・連絡体制

「工事中の写真は撮ってもらえますか?」

→ 見えない部分(屋根・高所)の確認に必須

「毎日の作業内容を報告してもらえますか?」

→ 透明性の高い業者かどうか

「何かあったときの連絡先は誰になりますか?」

→ 営業と現場で連絡先が違うことも

「LINE等での写真共有は可能ですか?」

→ リアルタイムで進捗確認できると安心

良い業者は工程ごとに写真を残し、施主に報告しています。「過去の施工写真を見せてください」とお願いして、見せることに抵抗がなければ透明性の高い業者といえます。

⑥ 追加工事・想定外の対応

「工事中に追加工事が必要になった場合、どう連絡いただけますか?」

→ 勝手に進められるのを防ぐ

「追加費用が発生する場合、事前に金額を提示してもらえますか?」

→ 後から高額請求されるリスク回避

「私の承諾なしに工事内容を変更することはありませんか?」

→ 建設業法では施主承諾が必要

悪質な業者は「ここも悪くなっていたのでやっておきました」と勝手に追加工事を進め、後から請求してきます。「追加は必ず事前連絡」を書面で約束してもらいましょう。

⑦ 生活への影響と施主の準備

「洗濯物を外に干せない期間はいつからいつまでですか?」

→ 生活への影響を事前把握

「窓を開けられない日はありますか?」

→ 換気計画を立てられる

「エアコンの室外機はどうなりますか?」

→ 使用可否の確認

「足場を組む前に移動が必要なものはありますか?」

→ 庭の植木鉢や自転車など

「在宅が必要な日はいつですか?」

→ スケジュール調整

⑧ 保証とアフターフォロー

「保証書はいつもらえますか?」

→ 完工時に必ず受け取る

「今までにどんなクレームがありましたか?」

→ 誠実に答えられるかが信頼の証

「そのクレームにどう対応しましたか?」

→ 対応力の確認

「アフターフォローはどのような内容ですか?」

→ 定期点検の有無など

「何かあったとき、完工後も相談できますか?」

→ 長期的な関係を築けるか

クレームが一つもないリフォーム会社は存在しません。この質問に誠実に答えられるかどうかで、業者の信頼度が分かります。

質問リスト(印刷用チェックシート)

打ち合わせに持参できる形式で整理しました。

着工前打ち合わせチェックシート

  • 担当する職人は同じメンバーか
  • 自社職人か下請けか
  • 職人の資格有無
  • 下地調査の内容
  • ひび割れ補修の方法
  • コーキングは打ち替えか増し打ちか
  • 乾燥時間はどれくらい取るか
  • 天候不良時の対応
  • 塗料のメーカー・商品名
  • 塗料缶の数
  • 工事中の写真報告
  • 追加工事時の連絡方法
  • 洗濯物を干せない期間
  • 窓を開けられない日
  • 移動が必要なもの
  • 保証書の発行時期
  • アフターフォローの内容

まとめ:質問できる関係が品質を上げる

着工前打ち合わせは、業者との最後の確認チャンスです。

このリストの質問に対して、曖昧な回答をする業者は要注意。逆に、具体的かつ誠実に答えてくれる業者は、仕事に誇りを持っている証拠です。

大切なのは「質問することが失礼」と思わないこと。

100万円前後の工事を任せるのですから、疑問点は遠慮なく聞いてください。誠実な業者ほど、施主からの質問を歓迎します。

「この業者なら任せられる」と思えるまで、納得いくまで質問しましょう。

契約前の方へ

見積もりの段階で不安がある方は、第三者の目でチェックを受けてみませんか?

建設マネジメントの専門家が、見積書の内容を診断し、適正価格かどうかをアドバイスします。

契約後・着工前の方へ

工事中の品質管理に不安がある方は、施工管理アプリもご検討ください。

工程ごとの写真報告を受け取れるので、見えない部分の施工状況も確認できます。

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