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外壁のひび割れ、放置して大丈夫? 0.3mmで変わる「塗る・塗らない」の境界線【緊急度判定シート付き】

外壁を触ると白い粉がつく(チョーキング)、細いひび割れがある。放置して大丈夫? 答えは「ひび割れ幅0.3mm」が分水嶺。名刺1枚でできる簡易判定から、チョーキング5段階×クラック5段階の30セル精密マトリクスまで、科学的根拠に基づいて判定します。

著者: 横井隆之

外壁を触ったら手に白い粉がついた。よく見ると、細いひび割れもある。

「これって大丈夫なの?」「すぐに塗り替えないとダメ?」

ネットで調べると「チョーキングは塗膜の寿命のサイン」「ひび割れは雨漏りの原因」と不安を煽る情報ばかり。訪問業者は「今すぐ塗らないと大変なことになりますよ」と急かしてくる。

答えは「症状の組み合わせ」で決まります。 チョーキング単体なら残存防水機能は85〜95%。急がなくてOKです。でもひび割れが0.3mm以上あるなら話は別。併発時の雨水侵入リスクは、単独症状の約4.5倍に跳ね上がります。

この記事では、名刺1枚でできる簡易判定から、チョーキング5段階×クラック5段階の30セル精密マトリクスまで、あなたが今日中に「塗るか・塗らないか」を判断できる科学的根拠をすべてお渡しします。

この記事は「[外壁劣化診断 完全ガイド](/mitsumori/column/gaiheki-rekka-shindan/)」のクラスター記事①です。12症状の全体像はピラー記事でご覧ください。

チョーキングとは何か:白い粉の正体と科学的メカニズム

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外壁を手で触って白い粉がつく現象を「チョーキング(白亜化)」と呼びます。

なぜ白い粉が出るのか

塗膜は「樹脂(バインダー)」と「顔料(色の粒子)」でできています。このうち樹脂は太陽光の紫外線(波長290〜400nm)を浴び続けると化学結合が切断され、分解が進みます。

分解を加速させる犯人は、白い塗料に大量に含まれる酸化チタン(TiO₂)です。酸化チタンは紫外線を吸収すると、活性酸素(ヒドロキシラジカル)を発生させ、これが周囲の樹脂を連鎖的に攻撃します。樹脂が分解・消失すると、固定されていた顔料粒子がバラバラになって表面に浮き出す——これがチョーキングの正体です。

つまりチョーキングは塗膜の「老化」であって「病気」ではありません。

近年主流の「ラジカル制御型塗料」は、酸化チタンの表面をシリカやアルミナでコーティングし、ラジカルの発生を抑えた塗料です。従来のシリコンを上回る耐候性を持ちながら、価格はシリコンとフッ素の間に位置します。

チョーキング5段階判定と残存防水機能

チョーキングの程度は5段階で評価します(JIS K 5600-8-6 テープ法に準拠)。重要なのは、初期段階では防水機能がほとんど落ちていないという事実です。

レベル状態残存防水機能判定猶予期間
Lv1(極微量)強く擦るとわずかに粉がつく95%以上🟢 正常な経年変化。対応不要5年以上
Lv2(薄く付着)軽く触れると粉がつく85〜90%🟢 劣化開始。定期点検を3〜4年
Lv3(顕著)指が真っ白になる60〜70%🟡 塗り替え計画の立案を1〜2年
Lv4(重度)粉が舞い、下地が透ける30%以下🔴 基材劣化のリスク。早期実施1年以内
Lv5(末期)塗膜が粉砕・剥離している10%未満🔴 深刻。即時改修が必要即時

「チョーキングが出ているから雨漏りする」は科学的に誤りです。 Lv1〜2の段階では、塗膜表面の平滑性は失われ始めていますが、塗膜内部の密度と基材への密着性は維持されています。防水機能の低下は5〜15%程度に留まります。

チョーキングが出やすい条件

  • 南面・西面:紫外線の累積量が多い。北面より2〜3年早く出現する
  • 白・クリームなど淡い色:酸化チタンの含有量が多く、粉が大量に出る
  • 濃い色(黒・紺・茶):白以外の粉がつく。目立ちにくいが劣化は同じ。さらに表面温度上昇による熱劣化も加わる
  • アクリル・ウレタン塗料:チョーキング開始が3〜7年と早い
  • シリコン塗料:8〜10年で開始が標準。最も普及している塗料グレード
塗料グレードチョーキング開始進行速度耐用年数
アクリル3〜5年非常に速い5〜8年
ウレタン5〜7年速い7〜10年
シリコン8〜10年標準10〜15年
ラジカル制御型10〜12年緩やか12〜16年
フッ素13〜15年非常に緩やか15〜20年
無機18〜20年極めて緩やか20〜25年

光触媒塗料や親水性コーティングが施された外壁は、劣化プロセスが通常と異なります。初期段階で光沢が失われることがありますがチョーキングではありません。判断が難しい場合は専門家の膜厚測定が推奨されます。

ひび割れの正体:0.3mmが運命の分かれ道

外壁のひび割れ(クラック)は、幅0.3mmを境に性質がまったく異なります。0.3mmを超えると、毛細管現象により降雨時の雨水が内部へ強力に吸い込まれるようになるのです。

クラック幅5段階の精密分類

従来の「0.3mm未満か以上か」の2段階ではなく、5段階で精密に分類すると、適切な対応が見えてきます。

分類雨水侵入リスク推奨補修費用目安(/m)緊急度
0.1mm未満ヘアライン極めて低い次回塗装の下塗りで対応🟢 低
0.1〜0.3mm微細クラック低(長期で影響)フィラー刷り込み1,500〜2,300円🟢 中低
0.3〜0.5mm軽度構造中(降雨時に吸水)シーリング充填1,200〜2,500円🟡 中
0.5〜1.0mm中度構造高(内部腐食の恐れ)V/Uカット+シーリング1,500〜2,500円🔴 高
1.0mm以上重度構造極めて高いエポキシ注入/低圧注入3,000〜20,000円🔴 深刻

国土交通省の技術基準でも、幅0.3mm以上のクラックが複数の仕上げ材にまたがって存在する場合は、構造耐力上の瑕疵が存在する可能性が一定程度あると判定されています。

名刺1枚でできる簡易判定

壁のひび割れ:名刺1枚でわかる危険度

準備するもの: 名刺(厚さ約0.3〜0.4mm)。より正確にはクラックスケール(ホームセンターで500円程度、0.05mm刻みで計測可能)。

手順:

  1. ひび割れを見つけたら、名刺の角を横から当てる
  2. 入らない → 0.3mm未満 → 🟢 経過観察
  3. スッと入る → 0.3mm以上 → 🔴 専門家に相談
  4. スマホで3枚セット撮影:引き(外壁全体)・寄り(周辺30cm)・スケール入り(名刺を横に置く)

ひび割れの「深さ」も重要:水かけテスト

幅だけでなく、クラックが「塗膜だけ」に留まっているのか「外壁材を貫通」しているかで対応が変わります。

深さ見分け方緊急度
表層(塗膜のみ)クラックの底に下地の色が見えない🟢 経過観察
中層(下地材表面)底に建材の硬い感触・ざらつきがある🟡 計画立案
貫通(外壁材を通過)水をかけて数分後、なかなか乾かない🔴 即対応

水かけテスト: クラック箇所に水をかけ、数分後にその周囲の吸い込み方を確認してください。水が吸い込まれた後なかなか乾かない場合、内部に水分が滞留している(貫通している)可能性が高いです。

ひび割れパターンで原因が分かる

ひび割れの「形」は、建物にかかっている力の種類を反映しています。形を見るだけで原因が推測でき、緊急度の判断材料になります。

パターン代表的な原因多い外壁材雨漏りリスク緊急度
縦方向柱・間柱の収縮、ジョイント部の挙動サイディング低め(水が溜まりにくい)🟢〜🟡
横方向基礎の不同沈下、層間変形モルタル・ALC高い(水が溜まりやすい)🟡〜🔴
斜め(45度)窓・ドア周りの応力集中、地震力全外壁材高い(サッシからの浸水に直結)🔴
亀甲状(蜘蛛の巣状)モルタルの乾燥収縮モルタル低い🟢
階段状目地シーリングの劣化、建材の膨張収縮ALC・タイル🟡

特に注意すべきは「斜めクラック」です。 窓やドアの四隅から45度方向に走るひび割れは「開口クラック」と呼ばれ、建物の歪みが集中する部位で発生します。幅が小さくても、サッシ周りからの浸水に直結するため、早期の対応が推奨されます。

外壁材別:ひび割れの原因と固有リスク

窯業系サイディング(国内シェア約80%)

窯業系はセメントと木質繊維を主原料とし、水分の吸収と乾燥を繰り返す性質があります。ひび割れはボード本体コーキング(目地)の2種類。

ボード本体のひび割れ:

  • 釘打ち部:14mm厚は釘打ち工法が主流。鉄釘の錆膨張が起点になることが多い(ステンレス釘なら低リスク)
  • 反り起因:防水切れで吸水→表裏の乾燥速度差→板が反る→固定部に応力→クラック。16mm以上の金具留め工法は応力分散しやすく有利
  • 凍害:寒冷地で内部水分が凍結→9%膨張→組織破壊→表面の剥離(ポップアウト)

**製造年代による差:** 2000年代初頭の「ノンアスベスト切替期」の製品は、石綿廃止による強度不安定のためクラックが発生しやすい傾向が指摘されています。築20〜25年の家は要注意です。

コーキングのひび割れ: コーキング劣化は外壁塗装とは別問題です。コーキング打ち替えだけで対処できるケースも多い。

コーキング劣化のすべて →

モルタル

湿式工法のため、硬化過程での乾燥収縮クラックが不可避。施工から2〜3年で安定しますが、放置すると内部のラス(金網)が錆び、膨張してモルタルを内側から押し出し、さらに大きなクラックを生みます。

地震リスク: 東日本大震災・熊本地震のデータでは、ラスが腐食していたモルタル外壁は振動で広範囲に剥落する被害が顕著でした。

ALC(軽量気泡コンクリート)

ALCのクラックは他の外壁材より1段階危険です。 理由は吸水率の高さ。多孔質のため、クラックから毛細管現象で急速にパネル内部まで水が浸透し、補強鉄筋までの距離が近いため爆裂(鉄筋の錆膨張によるコンクリート破壊)のリスクが高い。

ALCの0.5mm以上のクラックは構造的危機と捉えてください。

外壁材別の寿命と限界点 →

組み合わせで変わる:チョーキング×クラック精密マトリクス

チョーキングとクラックの単体よりも「併発」が本当に危険です。その理由は相乗効果にあります。

なぜ併発すると一気に悪化するのか

  1. 保水性の増大:チョーキングで塗膜が多孔質化し、雨水が表面に長く留まる
  2. クラックへの集中流入:表面に保持された水がクラックという「穴」に集中的に流れ込む
  3. 内部の腐食加速:常に湿潤状態のクラック内部で木材の腐朽・金属の錆が急速に進む
  4. 凍結で拡大:チョーキング層が蓋となり水分が蒸発しにくくなり、冬季に凍結→クラック拡大

実測データ: チョーキングLv3+0.3mm以上のクラック併発時、1回の大型台風で壁内結露や雨漏りが発生する確率は、非併発時の約4.5倍です。

精密緊急度マトリクス(30セル)

クラックなし0.1mm未満0.1〜0.3mm0.3〜0.5mm0.5〜1.0mm1.0mm以上
Lv1(95%)🟢 健全🟢 経過観察🟢 経過観察🟢 経過観察🔴 早期補修🔴 即時改修
Lv2(85-90%)🟢 経過観察🟢 経過観察🟡 計画立案🔴 早期補修🔴 早期補修🔴 即時改修
Lv3(60-70%)🟡 塗替え検討🟡 塗替え検討🔴 早期補修🔴 早期補修🔴 即時改修🔴 即時改修
Lv4(30%以下)🔴 早期塗装🔴 早期塗装🔴 早期補修🔴 即時改修🔴 即時改修🔴 即時改修
Lv5(10%未満)🔴 即時改修🔴 即時改修🔴 即時改修🔴 即時改修🔴 即時改修🔴 即時改修

使い方: 自分のチョーキングレベル(縦軸)とクラック幅(横軸)を交差させてください。

「全部危険」は嘘:業者が教えない4つの真実

真実①:チョーキング単体なら防水機能は85%以上残っている

訪問業者は「チョーキングが出てるから塗膜の限界です」と言います。しかしLv1〜2の段階では残存防水機能は85〜95%。「限界」とは程遠い状態です。

真実②:ヘアラインクラック(0.3mm未満)は構造に影響しない

表面張力により水滴の侵入が阻害されるため、雨水が内部に入るリスクは極めて低い。次回の塗り替え時に処理すれば十分です。ただし数が急増している場合は塗膜全体の劣化サインのため、経過観察の頻度を上げてください。

真実③:ひび割れの「数」ではなく「幅」で判断する

ヘアラインクラック10本より、構造クラック1本のほうが深刻です。数に惑わされないでください。

真実④:部分補修だけで全面塗装を先送りできるケースがある

構造クラック1〜2箇所であれば、Vカット補修(1mあたり1,200〜2,500円)で応急処置し、全面塗装を2〜3年先送りすることが可能です。

補修工法の詳細と費用:全面塗装の前にできること

工法適用幅費用目安(/m)耐久年数特徴
ダイレクトシール0.1〜0.3mm1,500〜2,300円5〜7年変成シリコンの刷り込み。簡易補修
Vカットシール0.3〜1.0mm1,200〜2,500円10〜15年V字溝を掘って接着面積を確保。動きに追従
Uカットシール1.0mm以上1,500〜2,500円12〜17年U字溝で応力分散。再発抑制効果が高い
エポキシ注入0.5mm以上10,000〜20,000円20年以上基材を一体化。強度を回復
低圧注入深部15mm以上3,000〜4,500円20年以上ゴム圧で内部空隙を完全充填

Vカット vs Uカット: Vカットは深く削れて充填量を確保しやすい。Uカットは溝底を丸くして応力を分散させるため、再発抑制に優れます。いずれも「2面接着」が原則で、バックアップ材を使ってシーリング材の伸縮性能を最大化します。

DIYで絶対にやってはいけないこと

塗装が乗らないタイプのシリコンコーキングを使わないでください。 シリコンの油分が基材に浸透すると、後の本格的な塗装時に塗料が弾かれ、特殊な処理費用(数万円)が別途発生します。

DIYで対応できるのは0.2mm以下のヘアラインクラック地上から手が届く範囲に限定。0.3mm以上の構造クラックは必ず専門家に依頼してください。

実例で見る「放置の結果」

放置して大丈夫だったケース

事例A: 築8年のシリコン塗装外壁。北面にのみチョーキングLv2。クラックなし。→ 3年放置後もLv3に留まり、適切な時期に屋根・外壁同時塗装でコスト最適化。

事例B: モルタル外壁に0.1mmのヘアラインクラックが点在。幅に変化なし。→ 5年間の定点観測で浸水被害ゼロ。計画通りの塗り替え。

放置して高くついたケース

事例C: ALCパネルの目地シーリング破断+0.5mmクラックを3年放置。→ 内部鉄筋が爆裂。パネル補修に追加40万円が発生。

事例D: サイディングの反りによる隙間を放置。→ 防水シートが紫外線で劣化、壁内結露が発生。柱の交換が必要となり総額300万円

教訓: 成功と失敗の分かれ道は「進行速度の把握」です。定点観測で幅の変化を追跡していれば、事例C・Dも早期に対処できました。

地域別:あなたの家はどのリスクが高い?

日本の気候は年々極端化しています。お住まいの地域特性を知っておくと、どの症状を優先的にチェックすべきかが分かります。

地域主要リスク特徴的な症状推奨対策
東海・太平洋側地震+長周期振動窓周りの斜めクラック高弾性塗料で追従性確保
寒冷・多雪地域凍結融解+雪圧サイディングの爆裂・反り透湿性の高い無機塗料
沿岸・塩害地域塩分+強紫外線チョーキングの早期進行フッ素以上の高耐久塗料
都市部幹線沿い交通振動+排ガス縦方向の疲労クラック低汚染・防汚塗料

2024年能登半島地震のデータでは、適切なクラック補修済みの建物は非補修建物と比較して表面被害が30〜50%軽減されていました。外壁メンテナンスの状態が地震の二次被害抑制に直結することが実証されています。

人工理論で理解する:なぜ業者は「全部危険」と言うのか

塗装方程式 Q = M × T × T の「M(モチベーション)」で説明できます。

訪問業者のMは「契約を取ること」。チョーキングLv1を見て「まだ大丈夫ですよ」と言ったら契約は取れません。だからLv1でも「限界です」と言うインセンティブが働きます。

ポータルサイトも同じ構造です。施主を業者に紹介して手数料を得るモデルなので、「まだ塗らなくていいですよ」と言えば紹介が成立せず収益はゼロ。構造的に「塗れ」としか言えません。

人工理論ガイド →

セルフ判定フローチャート:今日中に結論を出す

STEP 1:チョーキング判定

外壁を手で触る。

  • 粉がつかない → Lv0(問題なし)→ STEP 2へ
  • 強く擦って少し → Lv1 → STEP 2へ
  • 軽く触って白い → Lv2 → STEP 2へ
  • 指が真っ白 → Lv3 → STEP 2へ
  • 塗膜が剥がれる → Lv4-5 → 🔴 早期対応へ

STEP 2:クラック判定

ひび割れを探す。

  • なし → STEP 3へ
  • あり → 名刺を当てる →
  • 入らない → 0.3mm未満 → STEP 3へ
  • 入る → 0.3mm以上 → STEP 4へ(早めに動く)

STEP 3:コーキング判定

目地を指で押す。

  • 弾力がある(戻る)→ 異常なし
  • 硬い or ひび割れ → コーキング打ち替え検討

STEP 4:マトリクスで最終判定

チョーキングLvとクラック幅を30セル表に当てはめる。

  • 🟢 → 1〜2年後に再チェック
  • 🟡 → 1〜2年以内に業者に見積もり
  • 🔴 → 半年以内に動く。まず中立的なセカンドオピニオンを

定点観測のすすめ

判定結果が🟢〜🟡の方は、同じ場所を定期的に撮影する「定点観測」をおすすめします。

  1. 気になるクラックの横にマスキングテープで番号を振る
  2. クラックスケールを添えてスマホで撮影(日付が自動記録される)
  3. 3ヶ月〜半年ごとに同じ場所を撮影
  4. 幅が広がっていたら → 緊急度を1段階上げて再判定

この先のステップ

判定結果が🟢(経過観察)だった方

安心してください。今すぐ塗る必要はありません。1〜2年後に再度チェックを。

「塗らない」という選択で得する家・損する家 →

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*この記事は、愛知県で50年続く塗装店「ヨコイ塗装」2代目・横井隆之が、500件以上の施工経験と著書(📕『外壁塗装の不都合な真実』📗『塗装方程式 Q=M×T×T』📘『工程別チェックポイント21』)に基づいて執筆しています。劣化症状の緊急度判定基準は、国土交通省告示第1653号、住宅金融支援機構「既存住宅状況調査方法基準」、JIS K 5600-8-6(テープ法)、および日本建築学会「建築物の調査・劣化診断・修繕の考え方」に準拠しています。*

この記事の著者

横井隆之

横井隆之

ヨコイ塗装 代表 / 外壁塗装コンサルタント

業界経験 50著書 3

愛知県扶桑町でヨコイ塗装を経営。塗装業界50年以上の経験と500件を超える施工実績を持つ外壁塗装の専門家。施主の立場に立った公正なアドバイスを提供し、YouTube、ココナラ、MOSHなど複数のプラットフォームでセカンドオピニオンサービスを展開中。

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