「ヌリカエ」「くらしのマーケット」などの外壁塗装ポータルサイト。「無料で相見積もりが取れる」と便利に見えますが、その裏側には二重の手数料構造が存在します。
この記事では、ポータルサイトの手数料を「率」ではなく「円」で可視化し、あなたが支払った100万円のうち、実際に職人の手元にいくら届くのかを計算します。
ポータルサイトの「二重手数料」構造を知っていますか?
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外壁塗装のポータルサイトは「消費者は無料」と宣伝していますが、施工業者には2種類の手数料がかかっています。
① 紹介手数料(1件あたり5,000〜10,000円) 消費者から「見積もりをしてほしい」という依頼が来た時点で発生。見積もりの結果、工事を受注できなくても支払い義務あり。1件の消費者を5社に紹介すれば、ポータル運営会社はそれだけで25,000〜50,000円を得る仕組みです。 ② 成約手数料(工事金額の15〜22%) 工事の契約が成立すると、さらに工事金額の15〜22%を運営会社に支払います。100万円の工事なら15万〜22万円です。
つまり、消費者が「無料で使える」と思っているサービスのコストは、すべて工事費の中に織り込まれているのです。
100万円の工事で職人に届く金額を計算してみた
では、具体的に計算してみましょう。30坪住宅で100万円の外壁塗装を例にします。
直接依頼 → 職人日当20,000円(✅ 適正) ポータル経由15% → 職人日当17,000円(⚠️ 注意) ポータル経由22% → 職人日当15,600円(🔴 危険) 国交省基準(参考) → 25,834円 ポータルサイトの手数料は、そのまま職人の日当を削っています。
職人日当から見える「手抜きライン」
職人日当が18,000円を下回ると、何が起きるのでしょうか。限られた予算の中で業者が利益を確保するために、目に見えにくい工程から削減されます。
✓日当不足で省略されやすい工程
- 下地処理の省略
高圧洗浄後のケレン(さび・旧塗膜の除去)を簡略化。本来2〜4人工かかる工程を1人工で済ませる
- 3回塗りが2回塗りに
下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが業界標準。中塗りを省略して6〜8人工を4〜5人工に短縮
- 塗料の希釈
メーカー規定より薄めて塗ることで塗料代を節約。施工直後は見た目に差が出にくい
いずれも施工直後は見た目に差が出にくく、2〜3年後に剥がれ・色褪せとして表面化します。このとき保証を求めても、「経年劣化です」と言われてしまうケースが少なくありません。
国土交通省の公共工事設計労務単価では、塗装工の日当は25,834円(令和8年度基準)と定められています。ポータル経由の15,600〜17,000円は、この基準の60〜66%しかありません。
「一式見積もり」とポータル手数料の危険な組み合わせ
さらに注意が必要なのが、見積書に「外壁塗装一式 ○○万円」と書かれているケースです。一式表記の見積書では、工程ごとの内訳が不明なため、上で説明した人工数の逆算チェックがそもそも不可能になります。
ポータルサイト経由で手数料が差し引かれているのに、さらに一式表記で中身がブラックボックス。これは消費者にとって最もリスクの高い組み合わせです。
見積書を受け取ったら、以下の3ステップで自分でチェックしてみてください。
ポータル経由の見積もりであれば、さらに手数料分(15〜22%)を差し引いてから計算する必要があります。
▶ 動画で見る:その一括見積もり、本当に無料?100万円の工事で消えるお金を計算してみた
まとめ — 見積もりは「円」で検証する時代
ポータルサイトの手数料は「率」で語られがちですが、大切なのはあなたが払った金額のうち、何円が実際の施工に使われるかです。
✓この記事のポイント
- 直接依頼なら職人日当20,000円 → ポータル経由(22%)なら15,600円
4,400円の差が施工品質に直結する
- この差が、下地処理の省略や塗り回数の削減として現れる
2〜3年後に剥がれ・色褪せとして表面化
- 「一式」表記の見積書では、この構造が完全に見えなくなる
必ず工程別の内訳を求めること
「安い見積もりが取れた」と喜ぶ前に、まずは人工数で逆算してみてください。電卓ひとつで、その見積もりが適正かどうかがわかります。
ペンキのミカタでは、全国どこからでもオンラインで見積もりのセカンドオピニオンを受けられます。「安いかどうか」ではなく「この金額で適正な施工ができるか」を、数字で診断します。
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